今回は、みなさんも健康のために飲んでいる甘酒の効果が血圧も下げるという情報がありましたので気になるので調べてみました。甘酒に血圧を下げる効果があるなんて本当なんでしょうか？ちょっと不思議ですよね。
血圧を下げるのは米麹の甘酒
甘酒は、酒粕からできた甘酒と米麹からできた甘酒と2種類あるのはみなさん知っていますよね。どちらもおいしいんですが、実は今回の血圧上昇を抑制する効果がある甘酒というのは米麹からできた甘酒なんです。
米麹から作られた甘酒に含まれるある成分が血圧を上昇するのを抑える働きをするんです。その成分とは、ペプチドという物質です。
甘酒のペプチドの働き
甘酒に含まれるペプチドが血圧の上昇を抑える働きをしているのがわかりましたが、ではそのペプチドがどういう仕組みで血圧上昇を抑えているのか少し説明しますね。
まず、血液中にアンジオテンシンⅠという物質があります。そのアンジオテンシンⅠは、人間のストレスや疲れや塩分の取り過ぎなどで発生するACE酵素という酵素によってアンジオテンシンⅡという悪い物質に変化してしまいます。
アンジオテンシンⅡは、血管を収縮させて体内から尿になって排出されるはずだった塩分を血液中に溜めてしまいます。その結果、血圧が上がってしまうんです。
しかし、ここで甘酒ペプチドの登場です！甘酒に含まれるペプチドはこのアンジオテンシンⅠをアンジオテンシンⅡに変わるのを阻止してくれるんです。そして、血圧上昇を防ぐ事ができます。甘酒ペプチドとてもいい仕事しますよね！
甘酒ペプチドの働きをより高めるショウガ
甘酒ペプチドの血圧上昇を抑制する仕組みがわかったところで、実はその甘酒ペプチドの働きを高める働きをする食べ物があることがわかったんです！
それは、みなさんもよく知っているショウガです。甘酒とすりおろしたショウガを一緒にとる事によってより一層効果が高まるんです。
ショウガっていかにも身体に良さげなのですが、甘酒と飲めば血圧上昇を抑えるのに必要なのが不思議ですよね。
ショウガがなぜいいのか
甘酒とショウガを一緒にとることによって、血圧上昇の抑制が期待されます。それは、甘酒ペプチドの働きを高める作用がショウガにあるからんなんです。
ショウガに含まれるジンゲロールという辛味成分が末梢血管を開き、血流をよくしてくれるんです。
更に、ショウガの皮に利尿作用があり尿と供に体内で不要な塩分を排出してくれます。結果、血圧上昇の抑制が期待できます。
このため、甘酒にショウガを加えて飲む時はショウガの皮も一緒にすりおろして飲んでくださいね。
甘酒を飲む期間や量はどのくらい？
では、血圧上昇を抑制する効果を期待して甘酒を飲む場合は一体どのくらいの期間飲めばいいのでしょうか？
これは、医師によると早い人で3ヶ月くらい、遅い人でも半年くらいで効果が現れてくるそうです。毎日続けることが大切ですね。
そして、血圧上昇の抑制効果を期待して甘酒を飲むには時間帯も大事だそうですよ。医師によるおすすめな時間は朝に飲むことだそうです。血圧を上昇させるホルモンが、日中に働くので朝に甘酒＋ショウガを飲むと良いということです。
甘酒を飲む1日の適量は100ml～200mlと言われていますのでコップ1杯程度のショウガ入り甘酒を朝飲めば完璧ですね！
まとめ
甘酒が血圧の上昇を抑える効果があることがわかりました。そして、甘酒の血圧上昇抑制効果を更に高めるのはショウガと一緒に甘酒を飲む事もわかりました。ショウガ入り甘酒を朝に飲む習慣をコツコツ続けることが大切ですね。
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